第1223回例会  平成21年11月10日(火) 例会記録  No.17
日出ロータリークラブ週報


四つのテスト
■出席報告 荒金則之委員長
会員総数 14名 ゲスト 1名
会員出席数 9名 ビジター 0名
会員出席率 69.2% 出席者数 10名
前々回出席率 (10/18) 92.9% 修正出席率 (10/18) 92.9%
100%連続回数 0回 100%通算回数 361回
出席免除会員 山田滋彦
●メイクアップ
事前  小川大三郎(11/10)別府東11/5  
事後  河野一幸、児玉重信、上野公則(10/27)
 別府東11/5  
 
●欠    席  上野公則、河野一幸、児玉重信
19時00分
それでこそロータリー
チン・カホウ(米山奨学生)

 会長 鈴木 貫史

  皆様、今晩は。11月は、ロータリー財団月間となっております。ロータリー財団の使命は、「地域レベル、全国レベル、国際レベルの人道的、教育的、文化交流プログラムを通じてロータリーの行動とロータリーの使命を遂行し、かつ世界の平和を達成しようとする国際ロータリーを支援することである。」となっております。
 私達が、ロータリー財団に毎年寄付することになっている1人100ドルずつが、世界中より集って、ロータリーの国際的な人道的奉仕を動かすエンジンの役割を担っている訳であります。そして、そのロータリー財団は、マッチンググラント、3H補助金、国際親善奨学生、研修グループ交換(GSE)、ロータリーセンター等に有効に活用され、そしてポリオプラスにおいては、すでに撲滅まであと一歩のところまで来ている訳です。私達も国際ロータリー2720地区のひとつのクラブを成している訳ですから、「毎年あなたも100ドルを」という要請、義務に応えねばならないのです。ところが私達日出クラブは、この何年かこの財団への年次寄付をすることの意味や方法を理解せずにいたことを地区財団委員長より指摘された時には、大変恥ずかしく悲しいことでした。
 本日、秋吉委員長より、詳しく説明されると思いますが、今からでもこういった義務、責務をクラブとしても確実に実行することの体制を作りましょう。皆様の協力をお願いする次第です。
 話は変わりますが、前回の10月27日のこの例会の時に大分キャピタルロータリークラブの10周年記念式典に参加し、木下ガバナーエレクトと来年2月頃に当クラブでの卓話をお願いしたことはすでに報告しておりますが、その時にもう一つ嬉しいことがありました。大分キャピタルの松岡和子会員より写真を頂きました。昨年度の米山奨学生リズカさんと大分キャピタルに訪問した時の写真や米山奨学生とカウンセラーの送別会でのリズカさんとの写真などでした。私が、この式典に来るのを名簿で確認し、そして私からリズカさんにも送って下さいと依頼されました。私は堂々とリズカさんにこの件でも電話も出来るし、手紙も書きました。こういう機会と、こういう巡り合わせが大切だと思います。
 またリズカさんは、京都のオムロン本社より鳥取県の倉吉市の支店で営業などの勉強をしているとのことでした。私も鳥取大学で6年間過ごしましたし、これもリズカさんとの運命、何か糸でつながっているのかもしれないと思う次第であります。大分キャピタルの松岡会員は、書家(日展会友)であり、このような優しい心配りに日本人の伝統的な作法を感じた次第です。
 以上にて、会長の時間とさせて頂きます。

 幹事 小路  郁

1.本日の予定


11月10日(火) ロータリー財団 秋吉尚康委員長 卓話
演題 ~ロータリー財団の組織について~ 
6回定例理事会

2.次週の予定

11月17日(火) 日出町 工藤義見町長の卓話
演 題 ~ これからの日出町の展望 ~
 ※ご婦人を同伴の上、ご出席下さい。

3.お知らせ
週報No.1~16までホームページにて閲覧可能です。
11月21日(土)・22日(日)地区大会のご案内 於:崇城大学市民ホール(熊本市民会館)
22日(日)本会議 9:00~登録開始 (会長・幹事は8:00~登録開始)
ロータリーの友2009 vol.57 NO.11の配布
ガバナー月信Vol.5【11月号】の配布
週報の着信(回覧)
くにさきRC、中津中央RC、杵築RCの3クラブより週報が届きました。
創立記念誌の着信(回覧)
別府東RC30周年記念誌、八代東RC創立20周年記念誌が届きました。

4.例会変更のお知らせ
大分城西RC… 11月11日(水)の例会は、大分南RCとの合同例会【大分センチュリーホテル】日時・場所変更
別府東RC…… 11月12日(木)の例会は、4クラブ合同グランドゴルフ大会の為、時間・場所変更
別府RC……… 11月13日(金)の例会は、「シニアとの夕べ」の為、【本家 お川】時間・場所変更
大分南RC…… 11月19日(木)の例会は、ロータリー夜学の為、【割烹 嘉乃】時間・場所変更


米山奨学生 チン・カホウさん
香港の会社に就職が決まって、12月には一度帰る予定です。



吉弘秀二会員:(W)
光の園に勤めている娘が、別府東RC30周年記念誌に載っています。
娘も頑張っています。

香港留学生から見た日本の文化
「ロータリー財団の組織と使命」
 ロータリー財団は、1917年米国ジョージア州アトランタで開催された国際大会において、アーチ・C・クランフが「全世界的な規模で慈善・教育・その他の社会奉仕の分野でよりよきことをするために基金をつくろう」と提案したことに始まり、1928年国際大会でロータリー財団と名付けられ、1931年に信託組織となり、1983年に米国イリノイ州法の法令のもとに非営利財団法人となりました。ロータリー財団を構成する法人会員は国際ロータリーのみであり、ロータリー財団の正式名称は「国際ロータリーのロータリー財団」です。国際ロータリーと法的に組織は違っても、その目的・使命・活動は両者共に一緒にものです。従って、ロータリー財団は、国際ロータリー会長エレクトを含む理事会メンバーが推薦し、理事会が選出した15名のロータリー財団管理委員によって運営されます。国際ロータリー理事会と管理委員会は密接に連携を取り合い協力しています。管理委員のうち4名は国際ロータリーのパスト会長です。
 「ロータリー財団の使命は、地域レベル、全国レベル、国際レベルの人道的・教育的・文化的交流プログラムを通じてロータリーの綱領とロータリーの使命を遂行し、かつ世界理解と平和を達成しようとする国際ロータリーの努力を支援すること」となっております。

「ポリオプラス」
 ロータリーは1979年に初めてポリオのプロジェクトに携わりました。フィリピンの600万の児童にポリオの予防接種をするという5ヶ年の誓約でした。1985年に「ポリオプラス・プログラム」を設け、ポリオと共に、はしか、ジフテリア、結核、百日咳、破傷風の5つをプラスして同時追放を目的としているため、「ポリオプラス」と呼んでいるそうです。1995年規定審議会において、ポリオプラスの目標は西暦2000年までにポリオを一掃し、その後2005年までにポリオの撲滅を証明することが採択されました。しかし、もう少し時間がかかるようですが、ごく近い将来、永久にポリオが撲滅されるであろうと言われております。

「寄付」
1.年次寄付
年次寄付は、寄付の基盤であり、この寄付は使い道を指定することなく、ロータリー財団に寄付するもので、3年後に、地区の年次寄付総額の50%については地区がその使い道を決定することができます。
2.恒久基金寄付
基金への寄付は、投資され、その収益だけが財団プログラムの支援に使われます。恒久基金に少なくとも米貨1,000ドルを寄付した人はベネファクターの認証を受けます。
3.使途指定寄付
あらかじめ使い道を決めて寄付するものです。ポリオ・プラスがその代表的例です。

●大口寄付
年次寄付、恒久基金寄付、ポリオ・プラスの寄付の総額で1万ドルを超えますと大口寄付者となります。(累計で1万ドルに達していても、他の人から認証ポイントを受け取っていますと、その額を差し引きます。)
●遺贈友の会
生前、ロータリー財団に資産の一部を贈ると遺言することです。1万ドル以上の遺贈を約束しますと、遺贈友の会メンバーとなります。
●財団の友
年次プログラム基金へ毎年100ドル以上寄付する人のことです。

【認証のポイント】
個人の場合、1,000ドルを年次寄付または使途指定寄付をして寄付しますと、ポール・ハリス・フェローになります。さらに、200ドル寄付して累計1,200ドルになりますと、200ポイントの認証ポイントがつきます。
個人のポイントの他に、クラブのポイントというものもあります。マッチング・グラントを申請して、寄付しますと、申請クラブまたは地区にポイントがつきます。そのポイントを会員に譲渡することができます。

【シェア・システム】
年次寄付は3年後のプログラムの費用として保管しておきます。地区はプログラムを計画したり、奨学生を選考できます。この間、財団は、寄付金を投資して、管理、プログラム運営、寄付増進費用とします。その結果、寄付金は一銭も残らず3年後にプログラムに使うことができます。

以上が財団プログラムの概要ですが、1947年に最初の財団プログラムが実現し、それは高等研究奨学金と呼ばれるもので、1年目は米国・ベルギー・英国・フランス・メキシコ・中国の18人の若い人たちが選ばれ、他国でそれぞれの専門分野を勉強したそうですが、それ以降種々の変遷を経て、1957年に財団は財団活動に寄付した人々への感謝を示す手段として、ポール・ハリス・フェローの認証を開始。48年経過した。
2009年10月では、ポール・ハリス・フェローは世界で119万4433人に上り、1年間で約5万人の新ポール・ハリス・フェローが誕生しています。どうぞ、国際ロータリー財団の内容、目的とするところを理解いただき、協力していただきたいことをお願い致します。