会長の時間

日出ＲＣ会長　宮﨑仁史

販売士的なお話

ホテルは、色々な販売側面を持っておりまして、宿泊はもちろん、喫食利用、婚礼・仏事、記念日利用、公衆浴場、プール利用、物販など事業内容には、輸入輸出品の販売、医薬品の販売などもあります。そんな中で、私は販売士2級の資格を取得しています。

販売士とは、プロの販売員として、小売・流通の健全な発展に寄与し消費者に満足のいくサービスを提供できる者と言われています。資格試験などで、チェーンストアの勉強をしましたが、興味のある説明がありましたのでご紹介します。
出典は、古い本ですが日本リティリングセンター編の必須単語1001 1997年度版です。
曰く、職務（job)とは、命令で発生する具体的な仕事。義務だけをともなう職務と、責任をともなう職務の2種類ある。前者の典型は、ワーカーの職務であり、後者はスペシャリストの職務である。

ワーカーなら、予め決められた通りに（正しく）もれなく（完全に）やることであり、スペシャリストなら、その権限内で自由に創意工夫して目標数値を達成することである。その職務の本質は、起案または命令（教育を含む）である。云々
　
日出RCの皆さんは、事業主の方が多いので、スペシャリスト集団ということになります。良く、作業はするな、仕事をせよと言われる所以は、仕事を楽しみ、自分の成長につながるようにとの教えです。私たちは、自分は出来て当たり前の立場に立っています。

部下やスタッフを　ワーカーからスペシャリストに育てていく事が私たちの役目でしょう。難しいことを、いかに平易に手本を示して考えながら行動のできるスタッフが育っていけば、私達のフィールドももっともっと拡がっていくのでないでしょうか。

“やってみせ　言って聞かせて　させてみせ　誉めてやらねば　人は動かじ”　　山本　五十六

（全文）
やってみせ　言って聞かせて　させてみせ
　　　　　　　　　誉めてやらねば　人は動かじ

話し合い　耳を傾け承認し
　　　　　　　　　任せてやらねば　人は育たず

やっている姿を感謝で見守って
　　　　　　　　　信頼せねば　　　人は実らず

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山本五十六

以上、会長の時間とします。

幹事報告

本日の予定

• クラブ協議会「クラブ活動計画書作成　2回目」
• ロータリーの友輪番　石和桂子会員

本日のゲスト

• 大分１９８５ロータリークラブ　会長 高橋道成様
• 大分１９８５ロータリークラブ　幹事 門脇啓二様
• 電子印刷センター　杉本真一朗様

次週の予定

• ９月　６日（火）クラブ協議会「日出クラブ４０周年記念行事に向けて」
  　　　　　　　　ロータリーの友 輪番　永井雅充会員

今後の予定

• ９月１３日（火）地区出前卓話　会員増強拡大部門
  　　　　　　　　ゲスト 佐土原 護様　会員増強拡大部門長（熊本江南、Zoom参加）
  　　　　　　　　別府東ロータリークラブより会長・幹事様就任のご挨拶
  　　　　　　　　ロータリーの友 輪番　河野健二幹事
• ９月２０日（火）休会（定款第七条第一節）
• ９月２７日（火）体力アップ例会（黒岩グラウンド）

今週の配布物

• 別府東ＲＣより『別府市近隣７ＲＣ親睦ソフトボール大会監督会議決定事項』

今週の回覧物

• 大分中央ＲＣより『創立４０周年記念誌送付』
• 地区事務所より『世界ポリオデー募金活動のご案内』
• 地区事務所より『ＲＬＩ開催のご案内』
• 2720JapanO.K.ロータリーEクラブより『ウクライナ平和フォーラムのご案内』

お知らせ

• （*）８月２６日（金）新会員オリエンテーション
  　　出席：宮﨑仁史会長、河野健二幹事、石和桂子会員、永井雅充会員、阿部真二会員
• 別府ロータリークラブ創立７０周年記念式典
  　　日時：９月１７日（土）別府市中央公民館　午後２時（受付午後１時～）
  　　登録：宮﨑仁史会長、河野健二幹事、臼杵德二副幹事、吉弘秀二会員、
  　　　　　鈴木貫史会員、加賀山茂会員、永井雅充会員
• 第３８回日出ロータリークラブ旗争奪少年野球大会
  　　日時：９月１８日（日）午前８時３０分 開会式
  　　場所：黒岩グラウンド
• 第３９回別府市近隣７ＲＣ親睦ソフトボール大会
  　　日時：１０月１５日（土）午前８時３０分（少雨決行）
  　　場所：野口原グラウンド
  　　表彰式・親睦会：ホテルサンバリーアネックス　午後６時

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例会変更

別府東RC	9月 1日（木）の例会はホテルサンバリーアネックスにてサインMUします
	9月22日（木）の例会は休会（祝日同週）します
	9月29日（木）の例会はホテルサンバリーアネックスにてサインMUします
別府北RC	9月 7日（水）の例会は別府市内RC合同事務局にてサインMUします
	9月14日（水）の例会は別府市内RC合同事務局にてサインMUします
	9月21日（水）の例会は別府市内RC合同事務局にてサインMUします
	9月28日（水）の例会は別府市内RC合同事務局にてサインMUします
別府RC	9月 9日（金）の例会は両築別邸にてサインMUします
	9月16日（金）の例会は両築別邸にてサインMUします
	9月23日（金）の例会は休会（法定休日）します
中津RC	9月14日（水）の例会は観月夜例会のため、18:30～日の出町商店街へ変更します
	9月21日（水）の例会は休会します
大分臨海RC	9月19日（月）の例会は休会（法定休日）します
大分1985RC	9月19日（月）の例会は休会（法定休日）します
大分RC	9月20日（火）の例会は休会します
大分中央RC	9月20日（火）の例会は休会します
大分東RC	9月22日（木）の例会は休会します
	9月29日（木）の例会は未定です
大分南RC	9月23日（金）の例会は休会（法定休日）します
宇佐RC	9月29日（木）の例会は休会します

ニコボックス

奥村元一会員（Ｓ）：	別府市 秋の美術展覧会に出展した写真をお持ちしました。 豊岡のポケットパークから望遠レンズで撮りました。私は以前大賞を取りましたので無審査で出展できます。

佐藤 雪会員（１０）：	父の葬儀に対し日出ロータリークラブよりお花と弔電を頂きありがとうございました。 父は生前、日出ロータリークラブ会員でした。皆様にお見送りしていただき父も大変喜んでいると思います。

加賀山茂会員（Ｓ）：

大分1985RCの会長・幹事の皆様，日出RCにようこそおいでくださいました。私も大分1985RCには，お世話になっております。4月18日（月）には，臼杵会員とともに，大分1985RCの例会にお邪魔して，「子どもの貧困」について卓話をさせていただきました。その節には大変お世話になりました。 さて，今回，髙橋会長様には，日出RCの宮崎会長の今回のスピーチを活用されるとのことですので，法律の専門家の立場から，「義務と責任の区別」について，少しばかり補足をさせていただきます。 宮﨑会長のスピーチの内，以下の部分についての補足です。「職務（job）とは，命令で発生する具体的な仕事。義務だけをともなう職務と，責任をともなう職務の2種類ある。前者の典型は，ワーカーの職務であり，後者はスペシャリストの職務である。 … ワーカーなら，予め決められた通りに（正しく）もれなく（完全に）やることであり，スペシャリストなら，その権限内で自由に創意工夫して目標数値を達成することである。」 世間一般では，「義務」と「責任」とは，同じようなものとして扱われていますが，法理論上は，厳しく区別されています。その区別が最も鮮明になるのが，第1に保証人の責任であり，第2が，使用者（雇用主）の責任です。 第1に，保証人の責任と債務者の義務との違いを説明します。 債務者が債権者からお金を借りて，保証人が，保証をしたとします。この場合，義務を負うのは，債務者だけです。保証人はお金を借りたわけではないので，義務は負いません。しかし，債務者が借金を返さなくなった場合には，保証人は，債務者の肩代わりをして，借金を払わなければなりません。そうだとすると，結局，「義務」も「責任」も同じようなものだと思われるかもしれませんが，実は，違います。 債務者が借金を返した場合には，それですべてが終わります。保証人の責任も同時に消滅します（法律上は，付従性による消滅といいます）。しかし，保証人が借金を肩代わりして返した場合には，それでは，終わりません。保証人は，債務者に対して，「私があなたに肩代わりして債権者に払った分のお金を全部返しなさい」という求償権を取得します（民法459条）。債務者は，資力が回復したら，保証人に払ってもらった借金を全額返さなければならないのです。 つまり，債務者が保証人に借金を払わない限り，債務は消えないのです。（債務者による弁済と，保証人による弁済とは，効果が全く異なります） 第2に，使用者の責任について，労働者の義務と雇主（やといぬし）の責任の区別を説明します。 この場合には，雇主は，労働者の選任と監督については，「義務」を負い，労働者が第三者（被害者）に与えた損害については，損害額全額の賠償「責任」を負うというように，雇主は，「義務」と「責任」を両方負っているために，少しばかり，話が難しくなります（民法715条1項，2項）。 しかし，雇主は，労働者が第三者（被害者）に与えた損害の内，その寄与が少なくても，全額の損害を賠償しなければならないので，労働者の固有の寄与割合については，被害者に賠償をしたのち，労働者に求償ができることになっています（民法715条3項）。その理由は，雇主は，法律上，労働者の保証人でもあるからです。 このように，「義務」は，求償を生じない本来の債務であるのに対して，「責任」は，その全部，または，一部について，債務者の肩代わり責任を負うものです。このため，保証人や使用者等の「責任」は，債権者に弁済した後は，債務者に求償できる点が，本来の「義務」とは違うわけです。 以上の説明で，従業員がした不祥事（損害賠償「義務」）に対して，経営者が全額の賠償「責任」を負わなければならない理由をご理解いただけたのではないかと思います。雇主は，労働者を雇った瞬間から，法律上は，有無を言わさずに被害者の保証人にならされるというわけです。 言い換えれば，従業員の保証人になりたくない人は，経営者の資格がないということです。経営者の皆さん，気を付けましょう。 シングルでお願いします。

大分１９８５ロータリークラブ　会長 高橋道成様（Ｗ）

電子印刷センター 杉本真一朗様（Ｗ）