ガバナーアドレス ＲＩ第２７２０地区ガバナー 大森克磨
『ロータリーのパワーは親睦が生みだす！　　　　　　　
あらゆる場面を親睦の機会に　～話しかけよう～ 』

　皆様こんばんは、今年度ガバナーを仰せつかりました大森です。本日のアドレスは
1　自己紹介
2　国際協議会とシェカールメータ会長の方針
3　地区スローガンと今年度の取り組み
4　地区戦略計画
5　最近のロータリーの動き　衛星クラブ、ＳＲＦの解説
6　地区大会 堀川年度のご案内　です

1　自己紹介

ロータリークラブに入会したものの、大して例会にも参加しておりませんでした。そのような私でしたが先輩や周りの会員には暖かくして頂きました。在籍だけは１０年居ましたので先輩会員から「そろそろクラブ会長をやれ！」との指示で会長を務めました。
そのころから地区の方にも出向くことが多くなり、人と知り合うのは面白いなぁ、と感じるようになりました。２０数年間務めた弁護士法人を退職し５年前独立、４つのテストを職業人として実践しております。書道家に４つのテストを書いて頂いたり、車のナンバーも２７２０にしました。ゆっくり走る時だけ車にはロータリーのステッカーを貼っています。

　
職業奉仕部門長時代、伝染病のように感化を受けた方がおります。
熊本西南ロータリークラブの牧勝美さんで現在１０１歳です。初めてお会いした時は９５か９６歳でした。今でも例会出席もしますし３０分の卓話も行います。
ロータリーに取り組む姿勢に大変感銘を受け、写真を撮らせていただきました。

2　国際協議会とシェカールメータ会長の方針

本来はアメリカ合衆国フロリダ州オーランドにあるローゼン・シングル・クリーク・ホテルに行けるはずでしたが、コロナ禍の中、国際会議は私の席は事務所のデスクになりました。

さて、今年度のメータＲＩ会長のテーマは『奉仕しようみんなの人生を豊かにするために』です。
今年度の取組みでメータ会長が強く言っていたことは以下の４つになるかと思います。
①　女子のエンパワメント
②　会員数を130万に！　ＥＡＣＨ　ＯＮＥ　ＢＲＩＮＧ　ＯＮＥ
③　ロータリー奉仕デー
④　７つの重点分野をテーマとした会長主催会議の開催　　です。

　
メータＲＩ会長の講演で、何よりも心に残っている、気になっている言葉がありました。
「奉仕とは、自分がこの地上に占める空間に対して支払う家賃である」という信条を持つようになりました。という一文でした。
それまでの私は自分の生活とか職務があって、その余った時間で奉仕を行うものと思っていましたが、メータ会長は真っ向から否定して「奉仕は義務」であると言っておられます。
これは衝撃でしたが、この教えを守れるかはどうかは分かりませんが、一番引っかかっています。

国際協議会は全体会と分科会の２部構成。　
全体会は、テーマごとにホルガ―・クナークＲＩ会長、シェカール・メータＲＩ会長エレクト、その他著名人が１０分程度のスピーチを行う。分科会は、各地のガバナーエレクトが１５～１６人ほどのグループに分かれ、テーマごとにアイデア交換をこなう。若しくは研修リーダーに質問をする。所属地区の活動にどのように還元していくかということを熱く意見交換をしました。

国際協議会を終えて・・・
ロータリーのテーマ（例えば、適応力を高める）を、スピーカーの話を聞く、同期の意見を聞く、自分の意見を言う、質問を受ける、これに対して答える、等を繰り返し、テーマを使いこなせるように体に染みこませられた研修でした。つまり、ＲＬＩの手法です
貴重な体験をせて頂いたことに心より感謝し、この体験を生かし、今後の地区運営に役立てたいと思います。

3　地区スローガンと今年度の取り組み

　
今年度のスローガンは『ロータリーのパワーは親睦が生みだす！あらゆる場面を親睦の機会に～話しかけよう～　』です。
これはこの通りでありまして、今までの経緯からクラブ会員の友情、親睦に支えられ、これらがあって、話しかけてもらって自分の居場所があると思っています。
またロータリーの神髄は仲間通しの親睦、友情から生まれる力ではないかと思っています。

具体的な取り組みとして
①　親睦活動の推進
②　会員の増員 純増10％以上UP
③　ロータリー奉仕デーの開催
④　ＩＴ化支援、ＩＴ化支援委員会
⑤　青少年奉仕活動をのあり方を考える全国青少年交換研究会
を掲げています。本日はすべての個別の話しは致しません。
地区では例会を行っていないクラブが多数あります。日出ＲＣで用いているミーティングオウルの様に発信する機材の活用など、大変すばらしいと思います。ＩＴ化支援委員会に報告したいと思います。すべてＺｏｏｍを使っているクラブや、ハイブリッド例会のクラブがありますが、おそらくミーティングオウルは地区での購入も検討されると思います。

４　地区戦略計画（２０２１年７月～２０２４年６月）

　
クラブに長期戦略計画を作ってくださいとお願いしております。しかしながら当地区では地区の戦略計画が御座いませんでした。とりあえず先に作って会員皆様のご批判、ご意見を聞いて、すこしづつ校正をしていきたいと思います。当時の、瀧パストガバナー、硯川ガバナー、大森ガバナーエレクト、堀川ガバナノミニー、膳所ガバナーノミニーエレクトで作りました。


１　地区ビジョン
「若者と親しみ、ロータリーを繋ごう。」
若者と言うのは青少年と言う意味では御座いません。自分より年下、ロータリー歴の浅い方という意味を込めています。

２　地区ビジョンでロータリーの行動を実行しよう
①　若者の中から世界で活躍できる偉大な、ロータリアン・ローターアクター）を育てよう
　　（より大きなインパクトをもたらす）
②　若者にロータリーの種を蒔こう。（参加者の基盤を広げる）
③　若者にロータリーに親しんで貰おう。（参加者の積極的な関わりを促す）
④　柔軟なロータリアン（及びローターアクター）を育てよう。（適応力を高める）

5　最近のロータリーの動き　衛星クラブの解説

	硯川ガバナーが初めて作りました。台湾に注目しています。何故かというと、クラブ数が比較的少ないのに衛星クラブが活発だからです。当地区では２つあります。構成メンバーが少ない、比較的会費が安いなどの特徴があります。

5　最近のロータリーの動き　ＳＲＦ（ロータリーの未来形成）の解説

この話の発端は、大きな話で、ＲＩは機能障害に陥っているとの判断があります。
現在はゾーン、地区、グループ、会となっています。
例えば同じ言語を話す地域、同じ民族、動きやすい塊とすることで、２８のリージョンになる見込みです。
日本は一つのリージョンになる見込みです。
今後、リージョン、セクションを設けて（これは今の地区にあたる）構成されるようです。
ただし、かなり反対する方も多く、どうなるか分かりませんが、今後の規定審議委員会で方向が決まると思います。

6　地区大会のご案内

さて最後になりますが、来年、５月１３日（金）～１４日（土）に地区大会を計画しております。コロナの状況がどのようになっているか分かりませんが、宜しくお願い致します。ゲストはコシノジュンコ氏と久住町を活動拠点にしておりますドラムＴＡＯです。

6　堀川年度のご案内

ガバナー公式訪問風景

地区ガバナー　大森克磨様	地区副幹事　吉良昌一様
ガバナー補佐　藤本修司様	バナー贈呈

ガバナー公式　お食事会風景

ガバナー公式　謝辞　日出ＲＣ会長 奥村元一

本日、９月２１日の大分県のコロナ陽性件数は１１件でした。このようなコロナ禍のなか、日出ロータリークラブに御訪問いただきました大森ガバナー様、吉良地区副幹事様、大分第３グループガバナー補佐の藤本様に感謝申し上げます。おかげさまで、当日は出席率１００％を達成出来ました。
また例会場、お食事会場のコロナ対策を行って頂いたホテル＆リゾーツ別府湾の宮﨑会員、ホテルスタッフの皆様にも感謝申し上げます。皆様、本当にお疲れさまでした。

大神漁港　青年部との交流会（１０月２日　午後６時）

秋吉会員、臼杵幹事、加賀山会員が中心となり『大神漁港 青年部との交流会』をセッティングして頂きました。
今年８月３１日に卓話を頂きました中山公夫様（大分県漁業協同組合日出地区漁業運営委員長）や大神漁港のご関係者様にお集まり頂き、コロナ禍での漁業の現状などのお話を拝聴しました。またお魚のお土産も頂きました。

＜参加者＞
奥村元一会長、臼杵德二幹事、秋吉尚康会員、加賀山茂会員、佐藤英隆会員、鈴木貫史会員、
秋吉和子様（秋吉会員ファミリー）、宮部孝彦（事務局）

中山公夫様	大神漁港 ご関係者様