事務局 〒879-1506 大分県速見郡日出町3904-6 | |||
医療法人 久寿会 鈴木病院 | |||
TEL : 0977-73-2131 FAX : 0977-73-2132 | |||
mail : jimu@suzuki-hp.or.jp | |||
会長 | 奥 村 元 一 | ||
副会長 | 佐 藤 雪 | ||
幹事 | 臼 杵 德 二 | ||
副幹事 | 河 野 健 二 | ||
公共イメージ委員長 | 宮 﨑 仁 史 |
例会日 | 火曜日 | 19:00 | |
会 場 | 日出町 | ホテル&リゾーツ別府湾 |
■出席報告 | 秋吉尚康会員 | ||
会員総数 | 15名 | ゲスト | 1名 |
会員出席数 | 11名 (例会場8名 Zoom3名) | ビジター | 0名 |
会員出席率 | 78.6%(11/14) | 出席者数 | 12名 |
前々回出席率 | (7月27日) 78.6%(11/14) |
修正出席率 | (7月27日) 78.6%(11/14) |
100%連続回数 | 0回 | 100%通算回数 | 375回 |
出席免除会員 | 山田滋彦会員 |
● メイクアップ | |
事前 | |
事後 | |
● 欠 席 | 河野健二会員、宮﨑仁史会員 上野浩伸会員、山田滋彦会員 |
点鍾 | 19:00 |
ロータリーソング | 手に手つないで |
ゲスト | 杉本真一朗様 |
ビジター |
日出RC会長 奥村元一
毎年、終戦祈念日になると思うこと
第二次世界大戦(大東亜戦争)が 終戦をむかえた時の 昭和天皇の〝終戦の勅語(玉音放送)〟はTVなどでよく耳にしていると思います。しかし、戦争が終わるのには、まずこう言う理由で戦争を始めますという開戦を布告した詔書が存在します。これはあまり知られておりませんのでご紹介致します。
学校でも正しい近代史として教えないのは不思議です。私自身も習っていません。なにか日教組さんに都合が悪いことでも書かれているのでしょうか?画像と原文、現代語訳は別紙資料1~4としてお付けしています。
開戦の勅語を現代語訳で要約すると、
私はここに、米国 及び 英国に対して宣戦を布告する。
そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、私が常に心がけている事である。
そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、
帝国の外交の要としているところである。
今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。
まことにやむをえない事態となった。
このような事態は、私の本意ではない。
私は政府に事態を 平和の裡(うち)に解決させようとさせようとし、
長い間、忍耐してきたが、米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、
むやみに事態の解決を 遅らせようとし、その間にもますます、
経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。
ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、
一切の障害を 破砕する以外にない。
東アジアに永遠の平和を確立し、それによって帝国の光栄の保全を期すものである。
このように、開戦の詔書には、日本がなぜ他国と戦争するのかという記述が非常に簡潔に、判りやすく書かれています。当時、ABCD包囲網というものがあり、日本は経済制裁にあっていました。(A、アメリカ、B、ブリティン、C、中国、D、オランダ)石油、天然ゴムなどの天然資源が乏しく、輸入に頼っていた日本は、あっという間に追い込まれていきました。それでも日本は、何とか戦争だけは避けたいと、外交努力でアメリカとの関係を修善しようとしていました。
しかし、当時のアメリカ国務長官であったコーデル・ハルは、《ハル・ノート》と呼ばれる最後通牒を日本に突き付けてきました。内容は、日清・日露戦争の勝利により、獲得してきた 満州や中国大陸における一切の権利と資源を全て放棄し、さらに軍隊を引き上げろというものでとても対等外交などと言える内容のものではありませんでした。
「東アジアの独立」を考慮して「資本主義の欲」と「人種差別主義」への対抗処置を考え、宣戦布告で、自存自衛と皆の平和のためにと言える昭和天皇には尊敬の念を私は持ちます。東アジアのみならず、アフリカなど全世界に植民地政策を進めてきた、欧米には無い日本人としての価値観と思いますが如何でしょうか。すなわち、日本は侵略国家ではありませんし、この戦いは侵略戦争でもありません。
また、戦後GHQ元帥のマッカーサー自身も1951年に 米国上院外交軍事委員会で「日本には国有の産物はほとんど何もなく多くの原料が欠如している。従って、彼らが戦争に飛び込んでいった動機の大部分が資源の確保と安全保障の必要に迫られてのことだった」と延べて、日本の自衛のための戦争であったと懐述し、〝侵略〟とは全く言っていないのです。
今のASEAN(東南アジア諸国連合)は終戦から22年後1967年の「バンコク宣言」によって設立されました。原加盟国はタイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国で、1984年にブルネイが加盟後、加盟国が順次増加し、現在は10か国で構成されています。
戦前の大東亜共栄圏から大陸を除いたものと重なると感じるのは私だけでしょうか決して戦争を容認し正当化するわけではございませんが、真実の近代史としてそろそろ、日本人としての誇りも次世代に伝える時代に入ったのではないでしょうか。
中津RC | 8月18日(水)の例会は新型コロナウイルス拡大防止の為、休会します |
8月25日(水)の例会は新型コロナウイルス拡大防止の為、休会します | |
別府東RC | 8月19日(木)の例会は休会します |
8月26日(木)の例会は休会します | |
別府RC | 8月20日(金)の例会は休会します |
8月27日(金)の例会は12:30~両築別邸へ変更します | |
大分臨海RC | 8月30日(月)の例会は休会します |
大分中央RC | 8月31日(火)の例会は休会します |
先に回覧および会員の皆様に配布資料としてお知らせしております。経営理念のアンケート強力のお願いを再度報告いたします。経営理念、社是、社訓等その他詳細は「経営理念」アンケートのお願いに記されています。締め切りは8月31日となっております。提出を事務局の方にお願いします。
皆様こんばんは。8月6日、両築別邸にて別府近隣7RC親睦ソフトボール大会監督会議に出席いたしました。今日も多くのコロナに感染した人が報告されていますが、今回はコロナの事もあり2ケ月前までに大会をやるのか、やらないのかを決定します。
なお組合せ表はお手元に配りました。もし大会を行うとすれば優勝目指し頑張りましょう。
加賀山茂会員(W):
1.問題の所在
会長の時間に,奥村会長が,「第2次世界大戦(大東亜戦争)について,「日本は侵略国家ではありませんし,この戦いは侵略戦争ではありません」という,衝撃的な発言をなされました。
言論の自由がありますから,会長のご意見は尊重しますが,日出ロータリークラブの会長見解として,この意見が反対意見なしに了承されたということになると,私の存在意義がなくなりますので,あえて反対意見を述べさせていただきます。
日本の軍事力の発展,特に,日露戦争に勝利したことが,欧米の植民地政策に苦しむアジアの人々に勇気を与えたことは事実です。しかし,中国に限定すれば,大東亜戦争は,明らかに侵略戦争であって,奥村会長の「大東亜戦争は侵略戦争ではない」という意見には賛成できません。
2.私の基本的な立場
私は上皇陛下,および,天皇陛下を敬愛する自立主義者ですが,大東亜戦争の大義名分ともなった「独立・自尊」の考え方から見ると,大東亜戦争自体が矛盾に満ち溢れており,大東亜戦争を肯定する言論は,余りにも偏り過ぎていると感じています。
なぜなら,大東亜戦争を肯定する方々は,日本軍が侵略した中国に対しては批判的であるにもかかわらず,広島に原爆を投下して,20万人ともいわれる罪なき人々を殺戮し,さらに,長崎にも原爆を投下して,7万人を超える罪なき人々を殺戮したアメリカの野蛮行為に甘すぎるからです。
大東亜戦争の契機ともなり,わが国の人々が最も嫌がったはずの「従属状態」ですが,まさに,米軍による占領と同様の状態にあるにもかかわらず,わが国の国民は,独立国家となる努力を放棄しているのが,現状です。
例えば,制空権は,今なお米軍に握られており,日本人には厳しく課されている航空法の規定も,米軍には適用除外となっています。このため,米軍は,アメリカでは禁止されている住宅地での低空飛行を,日本では,傍若無人に繰り返しています。
独立国のふりをしている日本政府ですが,日本政府は,米軍のこれらの傍若無人の野蛮行為を制禦する術を全く有していません。
さらには,日本政府は,パスポートもビザも持たずに日本に出入りするアメリカ人がわが国に何人いるかさえも把握できていません(日本はアメリカのスパイの天国となっていますが,何の規制もできていません)。このように考えると,日本は,今なお占領状態(治外法権を許している)にあり,米軍に侵略され続けているのではないでしょうか。
3.大東亜戦争を総括するために考慮すべき「自存・自衛」
このように考えると,アメリカに対する従属状態を改める努力もしないまま,「独立自衛の戦争」だったという大東亜戦争を総括することはできないと思います。なぜなら,奥村会長も述べられているように,大東亜戦争の目的は,「日本の自存と自衛」だったはずです。大東亜戦争を総括するのであれば,その目的に反して,アメリカに完全に従属し,独立国家の体をなしていない米軍支配の現状を反省するところから,話をはじめていただきたいと思います。
中国,アメリカへの同時参戦という馬鹿げた戦争に突入する軍隊を全く制御できなかった日本国民は,敗戦によってはじめて,制御できない軍隊を放棄することを決意しました。そして,現在の軍隊である自衛隊は,政府によるコントロールに服しています。それだからこそ,わが国の自衛隊は,文民統制が実現している軍隊として存在価値を有しているのです。しかしそれだけでは,全く不十分です。日本に駐留する米軍のコントロールができるところまでいかなければ,独立国家とはいえませんし,大東亜戦争を総括することはできないと考えます。
大東亜戦争を総括するのであれば,私たち国民は,一方で,軍隊をコントロールできないところまで増長させ,その軍隊が侵略した国々に対して,それらの国々が自立するまで償いを行うともに,他方で,米軍をコントロールして独立を実現することをめざすべきだと思います。
4.結論
私は,大東亜戦争は,わが国の軍隊が,憲法上のすべての権力を事実上超越して,日本帝国をして中国と米国との両方に宣戦を布告させるに至ったという無謀な戦争であり,中国に対する明らかな侵略戦争であると考えます。
したがって,今後のわが国の取るべき道は,侵略戦争を美化するのではなく,第1に,真摯に戦争被害に対する償いを行い,第2に,国軍だけでなく,米軍をもコントロールすることを通じて,自国の真の独立を実現し,他国への侵略を二度としない道を模索することだと考えています。これが,奥村会長に対する私の反対意見です。
5.参考文献
以上の私の考えの根拠とした参考文献は以下の通りです。
◆天皇の戦争責任,尖閣問題について
豊下樽彦『昭和天皇・マッカーサー会見』岩波現代文庫(2008)
豊下樽彦『「尖閣問題」とは何か』岩波現代文庫(2012)
◆米軍の傍若無人ぶりについて
矢部宏治『日本はなぜ,「戦争ができる国」になったのか』集英社インターナショナル(2016)
◆米軍による自衛隊支配について
池上彰『自衛隊の本当の実力』SB新書(2018)
なお,ニコボックスへの寄与はダブルでお願いします。
電子印刷センター 杉本真一朗様(W): |
本年もよろしくお願いいたします。 |
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鈴木先生に司会進行をして頂き、大変感謝申し上げます。
電子印刷センター様のシステム入れ替えに伴い誤字脱字が大変多く見られ、至急、電子印刷さんの方で再チェックをお願いいたします。
また公式訪問が9月21日ですので、逆算しますとその2週間前に大森ガバナー事務所と藤本大分第3グループガバナー補佐様にお届けしないといけません。ですので今月31日の例会では原稿の校正を完了しなければならないと思います。各会員様には今一度の見直しを行って頂き、事務局へご連絡お願いいたします。