日出RC 2010-11年度 ロータリーの輪を広げよう
日出ロータリークラブURL 4つのテスト
事務局 〒 879-1505
大分県速見郡日出町川崎2668-8
 (株)三洋測量設計内
TEL.0977-72-9009  FAX.0977-72-4441
会長秋 吉 尚 康
副会長河 野 一 幸
幹事佐 藤 洋 六
広報委員長鈴 木 貫 史
例会日火曜日 19:00
会 場日出町別府湾ロイヤルホテル
■ 出席報告 吉弘秀二 委員
会員総数 16名 ゲスト 7名
会員出席数 12名 ビジター 0名
会員出席率 75.0% 出席者数 19名
前々回出席率 (9月28日)75.0% 修正出席率 (9月28日)75.0%
100%連続回数0回 100%通算回数364回
出席免除会員山田滋彦
● メイクアップ 
   事前    
   事後    
● 欠 席遠藤克尚、児玉重信、金田規嗣
河野一幸
点鍾 19:00
ロータリーソング我等の生業
ゲスト池永敏昭日出警察署長
イ・へジン(米山奨学生)
秋吉(夫人)、吉弘(夫人)
小路(夫人)、鈴木(夫人)
佐藤(英)会員職場より女性1名
ビジター 

会長の時間

  皆様今晩は。本日は池永敏昭日出警察署長様をお迎えしての例会です。池永署長様には、公務ご多忙の中日出ロータリーの例会にご臨席頂きまして誠に有難うございました。後程卓話を宜しくお願い申し上げます。
  さて10月3日の近隣7RCの親睦ソフトボール大会には多数のご参加有難う御座いました。当日は雨のため1試合しか出来ませんでしたが、何とか湯布院のチームには17対2で圧勝しました。1勝のチームが4チーム、1敗のチームも4チームでした。優勝は日出を含み4チームでした。会員の皆様本当にお疲れ様でした。
  さて話は変わります。皆様にお尋ね致しますが、東尋坊を御存知でしようか福井県坂井市三国町に位置する岸壁で越前加賀海岸国立公園になっています。実は10月10日の17時40分頃OABのテレビで放映されました中で非常に感動することがありました。それは、福井県警のOBの人で名前は秦さんと言われる方でした。彼は毎日東尋坊に出向きます。ここは日本でも素晴らしい眺め良い岸壁です。しかし残念な事には自殺の名所にも成っています。秦さんは毎日多くの観光客の仲に混じり不審な行動をする人がいないか探しています。本日の放映の中に30代ぐらいの男性が観光せず大きな石にしばらく座り込んでいる人を発見しました。夕方と成り観光客が帰ってもまだ下を向いたまま座っていました。そこで秦さんが近寄りどうしたのと、優しく声をかけました。男性はポツリとした口調で夢も希望も無いと答えました。どうやら家庭内の問題でしたので秦さんは男性を自宅に連れて帰り、秦さんの奥様の協力を得て自殺防止を説得して男性の自宅へ帰宅させました。今年は350人ほど説得しましたが残念な事に15名の方が命を亡くしたようです。世の中には秦さんご夫妻の様な方がおられる事を知り嬉しくなりました。
  さて本日は皆様のテーブル上には、『幸福の道』と書いているプリントを配布しています。これは私の亡き母が毎日目の届く処に掲示していました。この文章の中にあります様にいつも家庭内では仲良く又楽しくて祖先にはいつも感謝の気持ちが大切です。人は顔形が違うように性格も違います。なかにはわずかな事でも頭に血が上り時や場所等考えずガミガミ怒る人もいますが、この様なときには相手の立場を入れ替えて考えましょう。そうすれば血圧も上がらず対話も穏やかに成ります。不平不満や愚痴を言わず人には親切でわが身は努力して人を恨まず親切正直であれば、必ず家庭円満に成り子孫も益々栄えます。私達には努力すれば必ず出来ますので皆様頑張りましょう。  以上で会長の時間を終わります。


幹事報告

本日の予定

* 池永敏昭日出警察署長の卓話、第5回定例理事会

本日の配布

* 幹事報告(NO.14)

10月の予定

* 10月19日(火) 家族親睦(加来清一会員歓迎)例会 18:00 『丈ちゃん』

* 10月26日(火) 米山奨学生卓話(イ・ヘジンさん)

お知らせ

* 場 所 別府大学 大分校 10月23日(土)『職業奉仕セミナー』開催
  TEL097-586-0001 時間 13:00~16:30

* おぎゃー献金感謝状が届 (回覧)

* ガバナーエレクト事務所開設の知届 (回覧)

例会変更

大分中央RC 10月13日(水)  月見例会のため大分第一ホテルへ
大分1985RC 10月25日(月)  玖珠RCと野外合同例会
大分RC 10月12日(火)  新会員歓迎会のため 10月19日(火)は職場例会
大分城西RC 10月13日(水)  職場例会
大分臨海RC 10月18日(月)  職場訪問例会
大分東RC 10月21日(木)  夜の例会のため、10月28日(木)は職場例会
中津RC 10月27日(水)  職場例会のため場所、時間を変更
別府RC 10月22日(金)  職場例会のため場所、時間を変更
 〃  10月29日(金)  ソフトボール(野口原)例会(つるみ荘)
別府中央RC 10月26日(火)  職場例会のため 河村会計事務所
別府北RC 10月27日(水)  職場例会のためヒットパレードクラブ


委員会報告

おぎゃー献金感謝状授与について  (山田滋彦会員)

おぎゃー献金感謝状授与   この度、財団法人おぎゃー献金基金の寺尾俊彦会長より当クラブに感謝状を頂きました。おぎゃー献金とはハンディキャップのある子供たちの募金で昭和39年に鹿児島の開業医がおぎゃー献金全国運動を発足したのがはじまりです。日出RCは昭和63年より毎年献金していただいています。全国はもちろん日母大分県支部としても感謝しています。
  私たちの周囲を取り巻く環境は、決して幸せなことばかりではありません。運命のわずかなゆきちがいで、不自由な生き方を強いられることもあります。私たちは、ハンディを背負っている子どもさんたちを支援し、ハンディキャップのある子どもたちが、少しでも喜びを感じるときが過ごせたらと感じます。
  ご協力、ご支援に伴い大分県としておぎゃー献金は昭和63年より平成21年度まで全国1位を維持させて頂いています。(平成17、18年は2位)ありがとうございます。この感謝状はH22.11.3に第28回おぎゃー献金推進月間記念講演会にて頂きました。


池永敏昭日出警察署長卓話

  日出警察署長の池永です。春の異動で本部留置管理課長から着任しました。日出での勤務は初めてですが、非常に便利であり住みやすい町であると感じています。
  前職の留置管理という仕事は、どのようなものかを一寸お話したいと思います。警察署には、逮捕した被疑者を収容する留置施設が設置されています。30年ほど前までは、刑事課長が管理していた時代もありましたが、現在は捜査部門とは全く別の警務部門で管理されており、捜査と留置は完全に分離されており、収容者の適正な処遇に努めているところです。
  日出警察署のように留置施設のある警察署の署長は、1年365日の毎日、施設への巡視を行っていますが、留置管理という業務は非常に気の抜けない、また、事件捜査が終結するまでの警察の重要な業務でもあります。刑務所は裁判により既に刑が確定した者を収容する施設ですが、警察署の留置施設は逮捕直後の間もない者を収容しており、精神的にも非常に不安定な状態にあります。例えば、極端に落ち込んでいる者、食事が喉を通らない者、また、健康を害し病んでいる者等の様々であり、対応する職員の苦労は大変なものです。
  そのような事もあり、本日の例会にご出席の鈴木病院の院長先生には「警察嘱託医」として、警察署における収容者への定期的な健康診断を御願いしており、大変お世話になっているところです。病気の治療には原則として健康保険が適用できませんので、時には、難病のために透析等の高度の医療が必要となることもあり、過去、日出署においても血友病の収容者のために治療費に数十万円を要したという例もあります。このように収容者の人権、健康状態に配慮した適性処遇に努めているところです。
  次に、警察署統合問題についてお話をしたいと思います。本県では昭和29年の現行警察法施行時に21の警察署が配置され、その後、統合、新設という変遷を経て、現在の17警察署の体制となっています。大分市では昭和58年に大分警察署を分割して大分南警察署を新設し、また、平成17年には佐賀関警察署を大分東警察署に統合しています。大分市以外の地域では、昭和42年に長洲警察署と四日市警察署を統合して宇佐警察署を設置して以降、40年間以上にわたり警察署配置の見直しは行われていません。
  全国の警察署のうち小規模警察署(警察官定数50名未満)の割合は約23%ですが、大分県は全国平均の約2倍の52%も占めているという特徴があります。小規模警察署の問題点としては、夜間・休日に事件事故が発生した際に、初動対応の遅れが懸念されると言うことです。例えば杵築警察署の場合、新聞記事にありますように、当直員が5名しかおりません。最大限4名の現場出動が可能ですが、大きな事件現場においては、現場規制、事実確認等に必要な人員は確保できません。また、署に残った1名では、来訪者への対応、電話の応答、手配、署員の呼び出し等に十分な対応が不可能となります。まして、次の事件事故が発生した場合には、現場に派遣する警察官を確保できないという状態になります。また、小規模警察署に限らず、警察は限られた人数で事件等に対応するために「署員の管内居住制度」「待機制度~飲酒制限」等の制限を設け、事案発生時の初動体制を確保している現状です。
  このようなことから、昨年10月に警察本部長の 諮問機関として、有職者8名の委員で構成する「警察署等の配置のあり方を考える懇話会」を設置し、警察署等の配置の見直しのあり方について、県民の目線に立った審議を重ねていただきました。
  その結果、本年3月31日に懇話会から
       警察官定員50人未満の小規模警察署については、地理的に隣接警察署と統合
       が可能な場合は統合し、警察体制の強化を図ること。
 等の答申を受けました。
  県警察は、懇話会で取りまとめられた答申を受け、小規模警察署の日出警察署と杵築警察署及び臼杵警察署と津久見警察署を統合する「警察署等の配置計画見直し計画(案)」を策定しました。その他の国東、豊後高田、玖珠、竹田、豊後大野の5警察署については、隣接警察署との距離が遠く、統合した場合の面積が広すぎる、また、統合により地域住民の利便性が低下する等のデメリットの方が大きい等の理由より、今回、統合対象とはしないことにしました。
  日出署と杵築署をどのように統合するかですが、警察官数70人程度の体制に強化します。署長、副署長、課長等の重複する管理職は削減されることになります。庁舎は、当面、位置的にも管内の中心にある現日出警察署の庁舎を統合後の警察署として使用することにし、杵築警察署は幹部交番とします。幹部交番とは警部をトップにし、地域警察官のほか刑事、交通の専務員を配置するとともに、運転免許更新等の事務についても行います。その他の古物、鉄砲許可、道路使用許可等の各種申請については統合後の庁舎で行うことになります。統合後の警察署名の名称は「杵築日出警察署」を考えており、今後、パブリックコメント等で寄せられる意見等を踏まえて、確定する予定です。
  統合の時期については、平成24年4月を予定しています。
  警察署が統合すると

等のメリットがあります。この計画案については、現在、大分県のホームページに掲載するなどして、「パブリックコメント(意見募集)」を10月14日(木)まで行っています。

  以上、警察署の統合計画についての説明をいたしましたが、警察は限られた人員で事件・事故等に対応しており皆様方の御協力は不可欠のものです。今後とも御協力を宜しく御願いします。




池永敏昭日出警察署長のプロフィール

  「警察官は地域住民の安全と安心を守るのが仕事。地域の様子をよく知り、住民の不安を見逃さないために、日ごろから町内を歩くことを心掛けている」
  6月から管内の日出バイパスと大分自動車道の一部区間、12月から大分空港道路がそれぞれ無料になる。これに伴い高速道路は通行量が増えて、逆に国道10号など幹線道路は交通量が少なくなる分だけ車の速度が上がり、重大事故を引き起こす恐れがある。
  「管内は交通事故が多発しいるだけに、パトカーで一層の"見せる"取り締まりを強化したい」と交通事故防止に力を入れる。
  1976年に大分県警に採用された。交通部門の勤務が長いが、警備や刑事などの仕事も経験してきた。今春の定期異動で着任。日出署勤務は初めてだ。
  県警留置管理課長を務めていた昨年は新型インフルエンザが流行。留置施設に拘束されている被疑者に感染しないようにと危機管理マニュアルづくりに尽力した。「あらゆる事態を想定した危機管理はどの現場でも必要。署員一人一人の意識を高めたい」
  神社や史跡を歩きながら巡る歴史探索が趣味。宇佐市出身。
(大分合同新聞"ひと"より引用)

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